真祖の姫・アルクェイド。
埋葬機関第七位・シエル。
略奪能力の持ち主・秋葉。
七夜家の生き残り・志貴。
三咲町でも最強のはずの四人。
だが、彼らは今、ある敵に苦戦していた。
………いや、最強の敵と言っても過言ではないだろう。
現に、その敵に対して手も足も出ない状態なのだから。
ネロに宿る体内の六百六十六の使い魔より数が多く、
ロアより遥かに転生を繰り返す最強の敵。
「……………な、何なのよ! こいつらは!!」
「珍しく意見が合いましたねアルクェイド。全くですね。非常識過ぎます」
「兄さん、私はもう駄目です」
「秋葉!? くそっ、ヤツの数が多いこともあるが、死が視えない」
彼らにここまで追い詰めた最強の敵とは―――――
花粉
「――――くしゅん!」
「ほら、アルクェイド、ティッシュ」
「ありがと志貴。あー!! もう何なのよ、このクシャミは!!」
「目が痒いです。目薬目薬………目薬はどこですか」
「秋葉さん、貴方のその充血した瞳には目薬は危険です。痛いですよ?」
「シエル先輩も眼鏡掛けてるからまだ目の痒みはないんですね」
「痛みなんて我慢出来ます。いいから貸してください」
「その分シエルは鼻水が凄いことになってるじゃない」
「ぐっ………吸血鬼の癖に花粉症になる貴方に言われたくないですね」
「そんなこと関係ないじゃない! 吸血鬼は花粉症にならないって実証されてるわけじゃないんだし」
「い、痛っ! 目に染みます」
「こら、二人とも喧嘩するなら外でやれよ」
「なっ!? この時期に外に行けなんて死にに行くも同然じゃない!!」
「そうですよ、遠野くん! 私たちに花粉を浴びて来いって言うんですか!?」
「それじゃ喧嘩しないで貰います? 俺なんて埃が舞うだけでクシャミが止まらないんですから」
以下、数ヶ月に渡って彼らの闘いは続く。
あとがき
花粉なんてこの世から消え去ってくれ!!
すいません、思いつきのネタです。
そして、これは現在の私の思いをそのまま書き綴ったSSです。
こら、電波とか言ったヤツ――――――――正解!(某クイズ番組風に
完成度は別にして、これで祀りSS二つ投稿しました。
私の役目はこれで終わりです。
以下簡単な設定。
志貴と秋葉は以前から花粉症だったが、アルクェイドとシエルは今年花粉症になった。
眼鏡と掛けてる志貴とシエルは目の痒みはそれほどない。
――――それだけ(ぇ
以上、執筆時間20分の超お手軽SSのあとがきでした。
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