第四話  意思と、苦手意識と、商店街


 

無事に授業が終わり、下校の時間となった。

「祐一、放課後だけど、これからどうするの?」

「僕は、名雪と帰ってこいって秋子さんに言われたよ?」

名雪がちょっと困った顔をしている。

「残念だけど、名雪と北川君は自警団の当番なのよ。」

「自警団の当番なんだ。ならしょうがないね。」

「じゃあ、祐一君を借りて行って良いかい?」

そう話を切り出したのは一弥だった。

「倉田君がついてくれるなら安心だね。」

「水瀬さん。もうそろそろ行かないと、久瀬がうるさいぜ。」

「わわ!じゃあ祐一また後でね。」

「うん。またね。」

北川さんと名雪は教室を出て行った。

「では、僕達も行こうか。」

「倉田君は何処まで行くの?」

「とりあえず姉さんを探して、いなかったら商店街まで行こうかと思ってます。」

「なら、ついていくわ。祐一君にも聞きたい事があるし」

一弥と香里さんと僕はそんなことを話しながら教室を後にした。

そのまま乗降口のほうへ移動して、その目当ての人を探し始める。

「あ。居た。」

そう呟いた一弥の視線の先には上級生らしき女の人が二人。その二人がこっちに気が付いた。

そして、二人はこっちに向かって歩いてきた。

一人は長い黒髪を後ろで一纏めにしている女性で、もう一人は常に微笑んでいそうな女の人だった。

「姉さん。」

そう一弥が話しかけたとたん、微笑んでいたほうの女性が驚いた顔をした。

そして、涙があふれその頬をツゥーっと伝った。

「ね、姉さん……」

「一弥が、喋って……」

なんだか話に入れる状態ではなかった。

「祐一君。そっとしといてあげましょうか。」

「うん。僕もそう思うよ。」

二人で、そう話を決めたらその後の行動は早かった。

三人に気が付かれないようにそっとその場を抜け出して、学校を後にする。

「姉さん。落ち着いてください。」

「一弥……えぇ、そうですね。あははー。舞、恥ずかしい所を見せてしまいましたね」

「ぽんぽこたぬきさん。嬉し涙は恥ずかしくない。」

「どうして一弥は急に話せるようになったのですか?」

「はちみつくまさん。知りたい。」

「祐一君にって、あれ?祐一くん?」

一弥は周りをきょろきょろして探し回る。

「おかしいなぁ。あの二人何処に行ったんだろ。」

「二人なら帰った。」

その二人を見ていた黒髪を後ろで纏めた女性・川澄舞がそういった。

「え?どうしてだろ?」

「あははー。きっと気を利かせてくれたんですよ。」

「そうだね。」

「一弥。」

「なんだい?舞姉さん。」

普段無表情の彼女がちょっと微笑んでいる。

「良かった。」

「ありがとう舞姉さん。」

「祐一さんって、誰ですか?一弥。それと声は関係有るんですか?」

少し落ち着いたのか一弥の姉、倉田佐祐理が質問してくる。

「祐一さんって言うのは、今日僕のクラスに入ってきた入学生で、水瀬さんの従兄だったかな?」

「だった?何故そんなに不確かなんですか?」

「僕とは初対面だったんですよ」

「はぇ〜。なら、今度紹介してもらわないといけないですね。」

「はちみつくまさん。私も知りたい。」

彼らは、このまま仲良く下校して行った。

その頃、気を利かせて先に帰った2人組みに場面は移る。

 

二人は商店街のほうに向けて歩いている。

「相沢君。あなた一体、親にどんな事を仕込まれたの?」

「うーんと、僕が望んだって事もあるんだけどね。」

「良いから教えて。」

「お父さんからは格闘術と武器の利用方法かな。殆どが格闘術だったけどね。」

「だから、あんなにすばしっこい動きが出来たのね……」

商店街のゲートが見えてきた。

「お母さんからは、魔力の利用方法だよ。」

「昼間のあれはどこで覚えたのかしら?」

「あれはウィッシュに教えてもらったんだよ。」

『……主よ。恥ずかしいからやめてもらいたい。』

(でも事実じゃない。)

「そういえば、精霊も見えるし話すことも出来るのね相沢君は。」

半ば呆れ顔で話をしてくる。

「私でも、魔力を最大まで込めたときに時々見えるくらいなのに。」

「でも香里さんの精霊はかなり香里さんを信頼しているみたいだよ。」

「そうなの?私は、契約のとき以来姿は数えるほどしか見ていないから分からないわ。」

「それは悲しいことだよ。香里さん」

意味が分からないのか、反応に困っているのかそんな感じの顔をしている。

「悲しい?」

「精霊にだって意思は有るから。信頼してもらっているなら信頼してあげないと。」

「そんなものなの?」

「精霊との意思の疎通は信頼する事から始まるんだよ。ね?焔<ホムラ>」

「ホムラ?」

香里さんについている精霊がかなり驚いている。

『相沢殿、何故我が名を知っている。』

「ウィッシュと友達でしょ?焔は。なら僕が知っていてもおかしくは無いでしょ?」

『そうか、なら良い。』

「ねぇ、さっきから何の話をしているの?焔って何?」

香里さんが、困ったように聞いてくる。

「香里さんの守護精霊と話してたんだ。」

「もう驚かないけど……」

「驚かないって?」

「言葉通りよ……」

香里さんは一息、呼吸を入れてから話しかけてくれる。

「どうすれば見えるようになるのかしら?」

「意識をね、精霊に近づけてあげるの。そうすれば分かるよ。」

「具体的にはどうすれば良いの?」

「信頼してあげるの。そして意思を認めてあげるの。」

(焔、あなたも歩み寄ってあげて。お願いします。)

『面白い人間だ。祝福よ。面白い人間を主に選んだな。面白い。実に面白い。いいだろう』

面白いのか、大地の精霊にしては珍しく饒舌になっている。

香里さんが、目を閉じて意識を集中させている。その目がゆっくり開かれたとき。

彼女の目には彼女の守護精霊が見えていた。

「はじめましてかしら?」

そうやって、炎の精霊に話しかける。

『…我が主よ。我が名は焔だ。これからもよろしく頼む。』

「主と呼ぶのはやめて。あなたは今までも、これからも良いパートナーよ。」

『なるほど。では香里殿でよろしいか。』

「えぇ。こちらこそよろしく頼むわ。そして今までありがとう。」

彼女にも自分の精霊が常に見えるようになったみたいだ。

「良かったね。香里さん。」

「うぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

そのとき前方の商店街から砂煙(雪煙か?)を立てながら何かが奇妙な叫び声を上げて走ってきた。

「うぐぅー!お化けはこっちにこないで!」

女の子がこっちに向かって走ってくる。それも猛烈な勢いで。

その後ろには何か白いものが女の子を追っている。

「どいて!そこの人達どいて!!どいて〜〜〜〜!!」

その言葉に、香里さんは左に。僕は右に避けて、真ん中を空けてあげた。

と、ドスッと言う音と共に、その女の子は僕に体当たりをかましてくれた。

体当たりの拍子で二人とも地面に倒れてしまう。

「ど、どいたのに……」

「うぐぅ……」

「祐一君、大丈夫?」

一番冷静だったのは何の被害も受けていない、香里さんだった。

「痛い。」

「うぐぅ……」

ぶつかった女の子は、目を回している。

「あなたは…確か…名雪の友達の月宮さん?」

香里さんが、目を回している女の子に話しかける。

女の子が、勢い良く起き上がった。ガバっという音が付きそうなくらいだ。続けて僕も立ち上がる。

「ひどいよ!どいてっていったのに!」

「あら、月宮さん。当たってきたのはそっちじゃないの?」

「そうだよ。僕は避けてちゃんと真ん中を空けてあげたのに……」

「そんなことよりも!お化け!」

「「おばけ?」」

こんな昼間からお化けに襲われている奇特な人を見てしまった二人は、かなりあっけにとられている。

「あ!その顔は疑っているんだね?いるんだよ!僕を追っかけてきたんだよ!!」

「お化けってあのシーツをひっぱてる犬の事?」

祐一の視線の先には、白いシーツと戯れている子犬が一匹いた。それを見た香里さんは呆れた顔になる。

「可愛い『子犬』だね?あれ?『お化け』は何処に行ったんだろう?」

僕は子犬とおばけ、という所を強調していった。

「うぐぅ……」

香里さんが僕の後に続く。

「月宮さん。『そんな』事だから、サポート系のクラスからこっちに移ってこれないのよ。」

香里さんもそんな、という所を強調していった。

「う、うぐぅ……」

なんだか女の子は真っ白になっていた。今にも崩れ落ちそうだ。

女の子をいじり終えて気が済んだのか香里さんが僕に声をかけてくれる。

「祐一君。怪我は無い?」

「うん、無いよ。」

「祐一君?何処に祐一君がいるの?」

女の子は祐一という言葉に反応して色が戻った。

「ここに居るよ?」

「え?ゆういちく……」

なんだかさっきよりも白くなっていってしまった。病気かなと思っていると、

「うぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

これでもかって位の大音量で叫んでくれた。

その声のおかげで、周囲の視線はこっちに集まってしまった。

「どうしようかな?」

「とりあえず、この場所を離れないといけないわね。」

「そうしようか。でもこの人どうするの?」

「私が担いでいくわ。」

そういうのが早いか、その人を香里さんは担いで走り出した。僕もその後を追う。

でも、そんなことをしたほうが余計に目立つんじゃないかなぁ?

そんな事を考えながら、香里さんの後を追っていく。香里さんの行く先には公園が見える。たぶん目的地はそこだろう。

目的地が分かったので、中間点にある屋台でタイヤキを買うことにする。

しかし、都合のいい所にタイヤキの屋台があったものだ。

「おじさん!タイヤキ4匹頂戴!」

「まいど。320円になるよ」

「はい、おじさん。ありがとうね!」

「おぉ!また来いよ坊主!!」

お金を渡して香里さんを探して公園の中に入る。公園は噴水のある落ち着いた公園だった。

噴水の近くに香里さんとぶつかった女の子がいる。

「あら。遅かったわね祐一君。」

「体格が違うから、しょうがないよ……」

「それもそうね。」

「うぐぅ……和んでないで説明して欲しいよ。」

さっきまで混乱していたみたいだが、ちゃんと復活したみたいだ。

「えっと、詳しい事は良く分からないけど時間の流れが違う場所に居たんだよ。」

「時間が流れが違う?」

「そう。そっちでは1年しかたってないと思ったらこっちでは7年たってたんだ」

「うぐぅ……だから祐一君の姿は7年前のままなんだね。」

「僕の事知ってるの?」

「うぐぅ……」

この言葉、どこかで聞いた事がある。何処で聞いたか思い出してみる。該当するのは2件 ……

「うぐぅ?あぁ!あゆあゆ!!」

「あゆあゆじゃないもん!」

「そういうあゆだってあんまり変わってないじゃん!」

「そんなこと無いよ!祐一君!!」

「あ、香里さん、一緒にタイヤキ食べない?」

ここぞというタイミングで小道具を出す。その瞬間にあゆの顔つきが変わった。

「あら、いいの?なら一匹いただくわ。」

「はい、どうぞ。」

「ありがとね。」

「うぐぅ……」

「あれ?あゆどうしたの?」

顔つきが変わったまま、うなっている。

「僕もタイヤキが欲しいよ……」

「欲しいなら欲しいって言わないと判らないよ〜。まぁ、いいか。はい」

そういってタイヤキを一匹渡して僕も一匹を食べる。

「やっぱりタイヤキは焼きたてが一番だよね♪」

「確かに美味しいわ。」

「やっぱり、あゆは変わらないね……」

嬉しそうにタイヤキをほうばるあゆを見てそう思う。

話はそう簡単に終わってはくれないみたいで、過去の話に花が咲いてしまう。

「月宮さんは祐一君と知り合いなのかしら?」

「うん。8年前に祐一君がこっちに移ってきてからお母さんがちょっとお世話になったんだよ。」

「8年前の祐一君ってどんな子だったのかしら?」

あゆが、何かを思い出すようなポーズをとっている。

「えーっとね。お母さんが倒れたときに私が泣いてたら、いきなり『どうしたの?』って聞いてくるような子だったよ」

「それで?」

「お母さんの所に連れて行ったら、いきなり鳩尾に手を突き入れて倒れた原因を取り除いちゃったんだよ。」

僕は、残った1匹のタイヤキを三等分している。三等分したそれを尻尾を残して他の二人に渡す。

二人はタイヤキを食べながら、話を続ける。僕もタイヤキを食べているが、なんだか居心地が悪い。

「今とあまり変わらないというわけね。」

「その後にね、何回か会っていたんだよ。一回なんかね、」

嫌な予感がしたので釘を刺そうとした瞬間に、香里さんが僕の口を塞いで後ろから僕の体を羽交い絞めにした。

「うー!うー!う〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

暴れようにも体格差があってどうしようもない。声を出そうにもばっちり、鼻と口を押えられている。

「……」

羽交い絞めにされた僕を見てあゆが、目を点にしている。

「気にしなくていいから続けてくれるかしら?」

「う、うん。有夏さんから逃げて、うちに避難してきた事があるんだよ。」

「どうしてかしら?」

「たしか、『お母さんに女装させられるから匿って』だったかな?」

「へぇ。見てみたいわね。」

あぁ、これで、母さん側の人間のリストに香里さんの名前が加わちゃった。

ちなみに、リストはお母さんを筆頭に水瀬家、月宮家、それで香里さんとなった。お父さんはそのときの気分によるらしい。

「そのときはね、お母さんが匿ったんだけど、後から来た有夏さんに説得されて突き出されちゃってね。」

「それで?」

「見事に可愛くなっちゃって僕もあきれるくらい可愛かったんだよ!あ!そのときの写真もあるよ。ここには無いけど」

「本当に?」

香里さんは、目を輝かせている。本当に気を付けないといけない。多分今日は安全な日だろう。帰ってきて日もたってないし。

「うん!家にあるよ。」

「なら今度見せてね。」

「うん。いいよ」

さっきから鼻と口を押えられているせいか、だんだん意識が遠くなってきた。

「あの、香里さんとても言いにくいんだけど、祐一君の顔が青いけど大丈夫?」

「え?そうなの?」

そう言われた時にはもう既にぐったりとして、意識が無い事は明白だった。

「あら……やっぱりこれって気絶しているのよね?」

「どうする?」

「やっぱり、秋子さんの所に連れて行けば問題ないでしょ?多分……」

「そうだね……僕も秋子さん達に挨拶したいから僕も行くね。いいかな?」

「えぇ。良いわよ。」

そう言って二人は水瀬家に向けて歩き始めた。ちなみに、祐一は香里さんの背中である。

 

場所は水瀬家の玄関に移る。

「あら、あゆちゃんに香里さんいらっしゃい。」

秋子さんが、二人を出迎えている。

「ごめんなさいね。わざわざ祐一さんを届けてくれて。」

「「お久しぶりです。秋子さん」」

「それにしても、まだ子供なんですね。こんなにぐっすりと寝ちゃって……」

やさしい視線を祐一に注ぐ。今、祐一は秋子さんの腕の中でぐっすりと寝ている。

「あ、あはは……そうですね。」

「うぐぅ……そうだね。」

寝ている祐一を見て、可愛いなと思ったのは一名。

もう一名は秋子さんの言葉にどきどきしていた。一応責任は感じているらしい。

「上がっていって下さいね。二人とも。」

「いえ、家族が心配しますので、今日はここで失礼させてもらいます。」

辺りは、暗くなり始めていた。

「うぐぅ……僕も、真っ暗になる前に帰るよ。ごめんなさい。秋子さん」

「いえいえ。それにしても、今日はわざわざ、ごめんなさいね。」

「それほどではないですよ、それでは、失礼します。」

「うん。僕も帰ります。さようなら秋子さん。」

「えぇ。二人も、気をつけて帰ってね」

そうして、二人はそれぞれの家に帰った。

夜の闇はどんどん濃くなっていく。

 


登場人物説明

 

川澄 舞

守護精霊:言霊 回路の位置:舌 能力:言葉による強制力の発生 媒介:なし

 川澄冬葵の娘。倉田姉弟の親友。祐一とは行方不明になる前に知り合って友達になっている。

倉田姉弟の出会いのきっかけは祐一。ただし、祐一は倉田姉弟とは面識はない。かなりの剣術の腕。

その剣術は母親に仕込まれたもの。名雪達と同じ学院に通っており2−M−Sのクラスにいる。

学院始まって以来の猛者で能力と戦い方から「戦場の絶対者」または「戦乙女」の名前で呼ばれる。

精霊は川澄家と代々契約してきた精霊と契約。

 

倉田佐祐里

守護精霊:閃光 回路の位置:両方の手のひら 能力:光の操作 媒介:レンズの埋め込まれた手袋

 倉田一弥を弟に、父親に神遠の大統領の倉田達弥を持つ学院生。舞と同じ2−M−Sのクラス。

舞とは親友であり、二人でタッグを組む事もある。基本的にオールマイティーにこなす事の出来る人。

小さい頃に魔物に襲われ、その時に一弥が話すことが出来なくなり、そのことで心に傷を負っていた。

そんなときに舞と出会い、二人は親友となる。現在は一弥が話せるようになったのでその傷も殆どなくなっている。

精霊は、倉田家に受け継がれている精霊の二つのうちの一つと契約している。

 

月宮あゆ

守護精霊:樹木 回路の位置:頭 能力:樹木の成長異常促進 媒介:木のカチューシャ

 月宮美晴の娘。祐一とは、行方不明になる前にお世話のしあいをした間柄で、友達だった。

そのため、水瀬家と相沢家と交流があり、親が守護者つながりなので川澄家とも面識がある。

名雪達と同じ学院に通っており、名雪、一弥と知り合いのため美坂チームとも面識がある。

ただし名雪達とは違い、サポート関連の1クラスに在籍している。ちなみに、1−A−S。

自身は2クラスに移りたいと希望しているが、性格、行動から1クラスのままである。

精霊とは、7年前に遊んでいた大樹の前で契約を交わした。ちなみに木から落ちてはいません。

好物はタイヤキは相変わらず。食い逃げはしません。

 

 

 

 

 

屋台・食べ物関連の説明。

 

タイヤキ

今回登場。梅雨と夏の間だけ休業しています。それ以外の季節は殆ど毎日やっている。神遠名物屋台で、

かつ、神出鬼没です。移動できる屋台と考えてください。主人はタイヤキ一筋25年です。あゆとは顔見知り。

百花屋のマスターと親友だったりします。でもそのお話はまた別のお話し。

このSSでは、あゆに食い逃げされる事はありません。一匹80円なり。

 

百花屋

未登場。このSSでは喫茶店というよりも軽食屋に近い雰囲気。イチゴサンデー等の洋食から始まり

和食、中華まで軽いものなら何でもあります。注文すれば、秋子さんのオレンジ色のジャムまで出てきます。

牛丼、肉まん、アイス、イチゴサンデー、ケーキ類、和菓子等はこのお店に行けば、食べる事は出来ます。

落ち着いた雰囲気で、いろんな年代に常連客がいます。マスターも気さくな人。ただし、タイヤキはありません。

 

秋子さんのジャム(通称、謎ジャム・邪夢)

前回登場。このSSでは、酷い味ですが、気絶するほどでは ありません。秋子さんは、このジャムで完全栄養食品を作ろうとしています。水瀬家、相沢家では食べれるのは

祐一と秋子さん(味見はしています)だけです。他の人たちは、経験済みのため謎ジャムを敬遠します。

 


あとがき

これから先に、各ヒロインのエピソードが始まる予定です。と言っても全ヒロインではありませんが。

まだ登場してないキャラ、もしくは活躍していないキャラが、多数いるのですが、登場、活躍はまだ先になると思います。

なんだか口調がおかしいとか、このキャラの言い方、似てる。とか言うのは、私の実力不足です。

頑張りますが、大目に見てください。お願いします。ゆーろでした。

 


戻る

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送